気になって仕方がない

趣味など、日々雑感メインの予定(脳へのコスト削減を重視しているので、推敲は甘めです。気にせず読んでいただけると大変うれしいです。)

「質問ないの?」恐怖症

はい、タイトルの通り、打ち合わせなんかで「何か質問ないの?」とか、終わった後に「若手なんだから、質問しておいたほうが良かったと思うけどなあ」なんて言われることがよく言われることがありました(最近は私もあまり言われなくなりましたが)。

人一倍緊張しやすいタイプなので、会議の場に縛り付けられて面と向かって人の話を注意深く聞き、気の利いた質問をする、ということが苦手です。正直また「質問ないの?」と言われるんじゃないかと思うと余計にドキドキして、話聞くどころでは無くなってしまうことが多いです。また、同じ場にいるできる人は、話の中の抜け漏れや純粋に疑問に思うことをズバリ質問できていていつもすごいなあ、自分にはできないなと感じています。

あんまりこういうことを繰り返していると、自分は病気なんじゃないか、質問できない病ってあるのかな、とか真面目に考えだしてしまいます。ちょっとググるとそれっぽいサイトもいくつか目につき、本当に病気なのかと思い始めてしまいますね。

でも、冷静に思い返してみると、いつも絶対に質問できないわけではないのです。たまには「良い質問」もできるし、その場の誰も思いつかないようなコメントができて議論の活性化に貢献できることもあります。良心的な上司に相談すると、要はトレーニングしていけばよくて、能力がないとか病気だとか思いこむ必要は無いのだと、きっぱり言われました。でもトレーニングって。。。な感じです。

自分なりに質問できているときとできないときを振り返ると、まず「できない」のではなくて「思いつかない」のだと思いました。そして、それは「質問する気が起きない」のであって、要するにその話に「興味がない」のかなと考えています。もちろん、頭の回転が良い人は人の話を聞いて、抜け漏れや矛盾に素早く気づくことに長けているとは思いますが、それ以上に「知りたい」という気持ちが強いのでしょうね。

ということで、質問するためには話に興味を持つことが重要なのだと思います。当たり前のことではありますが。だから、「質問できない病」疑惑で苦しむくらいなら、質問ができない場合は、その話が十分に自分の興味を惹かないのが悪いと思うことにしています。

でも、組織の中で生きていくにはそうもいっていられないので、学会の座長や会議の事務局のような、質問しないとまずい状況に自分はあると思って(追い込んで)当事者意識を高めるしかないと思っています。事務的な質問、相手の言っていたことの確認など、質は問わずに何か発言することでひとまず自分の中での安心感をつくることから始めていくことがトレーニングになると思います。そのためにはちょっとだけバカになってみる/演じてみることが必要ですね。そうすれば、「きっとこんな意味なんだろう」とか「~~と言っていたけど大丈夫だろう」と思って今まで聞いてこなかったことが聞けるようになりますので。

理想のカメラについて考えてみる

写真楽しいですよね。特に、機材にこだわりを持って、調べて、お金をかけて、いいのが撮れるとまたどんどん楽しくなる。

「良い写真」かどうかという観点もありますけれども、あくまで自己満足の趣味としてやっていて楽しめるかどうかを重視しています。個人的には良い写真が撮れるかどうかなんてハプニングみたいなものだと思っているので、写真を撮る・撮った写真を見るというのが楽しめる方向に持っていければよいと思います。

私の場合は、アマチュアながらそれなりの機材を揃えたり、そういう機材があるからこそまともな写真が撮れる条件に巡り合ったりすることによって、小さな達成感や満足感が得られることが楽しいと感じているのかなと思います。フルサイズセンサーで、明るい標準ズームがあって、強力な手振れ補正があるから、旅行先の暗がりで思い出になるような一枚が三脚使って力まずとも撮れる、なんていうのがツボです。。

そういう観点で、わがままをひたすら並べた、理想のカメラがあったらなと日々思うものについて書いてみようと思います。


要は、突如訪れるシャッターチャンスらしき瞬間をいかに自在にとらえられるかどうか、が全体方針になると思います。
「自在に」と書いたのは、その写真が見たままをとらえることも、印象的にとらえることもできるような、十分な情報量であるというイメージです。

iPhoneのカメラも高性能だと思いますので、それで十分というシーンであれば、いつもポケットに入っていてとりあえず写真がいつでもとれるiPhoneが理想のカメラになります。

でも、いわゆるblue hourとかgolden hourのような、明暗差が大きくて、日の出/日没前後のあいまいな光をとらえたいという場合は、広いダイナミックレンジが必要で、iPhoneでもそれっぽく撮れますが、フルサイズセンサーの諧調の豊かさには遠く及ばないと感じています。このときiPhoneしか持っていなければ、私は「仕方なく」iPhoneで撮りますが、あくまで「何も撮れないよりまし」という認識で、重くて持ってこなかったフルサイズ機があればなと後悔することでしょう。

例えばこんなの。PerthのFremantle駅で電車を待っているときに何気なく撮りましたが、シルエットのように黒いところにも諧調があって、かつ日没直後のあやしい夕日の残りが良い感じに出せたと思います。レンズの描写性能も相まって、細部まで精細に撮れたことがうれしいです。
Fremantle Station, golden hour


旅行先の風景や何気ないシーンのスナップ撮影が好きです。特に海外の町を歩いていると強く意識させられますが、「あとでもう一度通った時に撮ろう」なんていうことが思いのほかできないことが多く、その時その時がシャッターチャンスだと思っています。すると、街中スナップとはいえ、意外と光量が足りなかったり、明暗差が激しかったり、雨が降っていたりして、撮影のための条件としては決して良くないことが経験上多いです。そんなときに、持っている最高の道具で撮っておくことで、少なくとも後悔は無くなります。iPhoneで十分なときは良いですが、もっと良い道具で撮れていたらもっと楽しめたのかなと思うこともあります。もちろん、数年後にGoogle Photoで見返すと、iPhoneのカメラだろうとコンデジだろうと撮れていれば結構よい思い出になりますが。


でも、正直フルサイズセンサーにF2.8通しの標準ズームって、結構重いしかさばるしで、毎回海外旅行にも持って行って大活躍していただいていますが、もうちょっとなんとかならないかなーと思うこともあります。PanasonicDMC-TX1もサブ機として持ち歩いているんですが、使い勝手、写真のクオリティ的に全くメインとしては使えないというのが個人的な感想です。


ということで、だらだら書きましたが、要は

  • 大きなセンサーで高すぎない解像度(フルサイズ20Mくらい)
  • 高い受光効率(できれば裏面照射)
  • 深くて持ちやすいグリップ(D750、D500系)
  • 記憶媒体はダブルスロット(D7500みたいなのはやめてほしい)
  • 高速なAF(コンデジはこれが耐えられない)
  • 連射性能はそんなにいらない(秒間3~4コマくらいでよいです)

な小型軽量一眼レフ(ミラーレスのEVFは嫌です絶対)をNikonさんが作ってくれれば良いんです。なんでD850はこれと正反対に行ってしまったんだろう。。。こういうニッチなのうまく宣伝すれば売れる(私には)と思うんだけど高くて大衆向けにはならないのかなぁ。。

小さなD5作ってくれればそれでよいんですよ?>Nikonさん

これが無理ならPanasonicさんでもSonyさんでもよいので

  • APS-Cで16M
  • 裏面照射
  • フルサイズ換算28mm-200mm F2.8-4

とかあったら良いのになぁ。さすがにわがまま言いすぎか。

まあ高くついてしまうんでしょうけど、こういう方向目指している感が全く感じられないんですよね。裏面照射センサーが実用化できたからそれに合わせて画素を上げよう、とかムーアの法則みたいにブレークスルーによって今までの進歩をスケールさせていくだけではなくて、あえて別の側面をとがらせてみることによって、今までできなかったことを可能にしてみようとしてほしい。でも、そもそもそんなの欲しい人いないのかな。

研究者と技術者

両方兼ね備えていないといけないんでしょうけどねぇ。

One of 企業研究者sとして生きていますが、よく「我々は/君は技術者なんだから~~~だろう」みたいなことを聞いたり言われたりします。個人的にずっと違和感を拭いきれずにいます。
よくある(?)、「研究者」と「技術者」どちらが偉いとか優れているとかそういう話ではなく、一応企業の「研究所」と名前の付くところにいて、自分たちはどちらだという自覚を持っているのだろうと思うことがあります。
私は断然「研究者」である/ありたいと思う(成果、業績があるかどうかは別として)のですが、不思議と周りにはいないんですよね。
まず、「技術」にきちんと精通している人が非常に少ない。
さらに、そんな技術に精通している人に限って今度は研究には興味がないという。
その他の人々は、びっくりするくらい技術の知識はないし、研究のモチベーションもないです。不思議です。どちらかには振り切ろうと思わないんですかね。

びっくりするのは、そんな、その他大勢が束になっても終わらないほどの技術でも研究でもない雑務が多いことですね。まあ、どうしても研究開発系組織は投資でありコストでしかないので、事務処理みたいなのはセルフサービスで、みたいな風潮ありますからね。でも、その他大勢を雇う金あるならセルフサービスでなくて選任つけてほしいけど。

さすがに、人事とか企画系の人々も焦り出して、いくらなんでも技術者がいなさすぎる、という課題意識があるようです。でも、今度は我々も「手を動かさないと」となるわけです。どうして「研究しないと」とならないのでしょうか。研究がわからなくなってしまった人々ばかりなんでしょうね。だから(どこかのできる誰かがやってそうな)「やってみた」みたいなのの輪講ゼミみたいな「意識高い系」社内勉強会的活動が始まって、偉い方々に妙に評価されます。うーん、という感じ。やってることのレベルの低さにもう少し気が付いてほしい。。せめて社外、できれば海外で客観的に認められるレベルであってほしい。それも目標になっているのなら良いのですが、まずなってないですね。「やってみる、(今まで手を動かさず謎の資料書きばかりやっていた人が)実際に手を動かしてみる」ことに価値がありますからね。きっと。

ということで、たぶん「技術者」しか目指していないのだと思います。当然、上記の活動始めた人々などは皆さん頭が良い(=弁が立つ)ので、「研究」をしたい人は参加してもよいが、こんな場ではなくてどんどん活躍してくださいとか、研究は研究で、より「地に足がついた」こともやってみませんか、などと言ってきそう。もちろん私もいざというときに頭でっかちにならないように日々精進せねばとは思いますが、であれば、少なくともオンリーワン、当然ナンバーワンを目指してほしいなと思います。研究は少なくともオンリーワンで、レベルが上がるほどナンバーワン(競合がある研究なら定量的に、ちょっとでも新規の研究ならスピードの観点で)でないと通らないですからね。


でもやっぱり、時代の流れ的に、研究開発系組織は余裕が無くなってきてますよね。どうしても投資でありコストである組織なので、費用対効果でドライにみられるとリソースが削減されやすいところですからね。でも、そんなときに、ほかの人でもできそうなことをやっている場合ではないと思うのです。すぐに効果が出ない、とか、そんなの外注出せばよいとか言われやすいですが、自分の頭でしっかりと考えて、研究テーマを起こして世界一の結果を出している人はやっぱり強いと思います。世界一の成果を出すために、物が必要、作業してくれる人が必要なのであればお金を使って解決できるところが企業研究所の強みです。

基礎研究でなければ、企業研究は基本的には実学ですので、その企業ならではの課題があれば、その時点でオンリーワンの研究課題があるわけです。こんなおいしい状況でどうしてどんどん研究しないのでしょうか。でも私もそうですが、周りに研究が分かっている人がいなさすぎるのです。先陣を切ってどんどん成果を出して文化を変えていくしかないですね。茨の道ですが。。でももうちょっと上の人はビジョンもってよ本当に。。数年先を目指します、とかそんなの研究所じゃないので!

Nikon D850に期待して焦って注文したけどキャンセルした話

Nikon D850が発売されてから早一カ月ですね。やはり4500万画素という点が非常にキャッチーだったせいか、発表日中に予約しないとしばらく入手できない状態が続いているようですね。私もそんな一人でした。でした、というところが今回のお話です。

「その刹那に、かつてない精彩を」というのは非常によくできたコピーだと思います。よくできた、というのは、見方が斜め上なのかもしれませんが、「高画質」と言っていない点です。「精彩」というのは情報量が多いということをうまいこと言って、画質については言いすぎないようにしているのだなと感心しました。こう思った人も少なくないはずだと思いますが、私はまだ見かけたことがありません。

まあ、裏面照射センサーをとうとうフルサイズ一眼レフ機に業界初めて積んできたわけですし、私も発表段階から興味はありましたが、今のD750にこれといって不満がない点と、価格が高い(性能の割には確かに安いとは思いますが)点から、発表同時に予約、とは思いませんでした。
それでも、いろいろな方々のブログやレビューを見ていると、高画素機でないと撮れないだろうなと思わされる作例に出会うこともありました。それ以上に、裏面照射センサーを採用している点が個人的には最も魅力に感じていて、なんとしても使ってみたいという気持ちになって、2回ヨドバシに赴き「キャンセル無料なのでとりあえず受注だけしていかれませんか?」という甘い一言に注文して帰りました。

当然(?)すぐに納品されるわけはないので、その期間中に様々なところでD850を実際に手にされてみた方のレビュー等が増えてきましたのでGoogle検索で出てくるページはあらかた読ませていただきました。
特に私が重視しているのは個人の感想的な内容ではなく、定量的な分析や購入のモチベーションです。新しいからとりあえず買ってみたという方は多いのですが、あまり裏面照射だからとかダイナミックレンジが広くなったからとかそういうページがあまりないのです。どちらかというと海外勢のページにはそういった情報がありました。

まず、とても有益な情報をまとめてくださったサイトはこちらです。
www.dmaniax.comasobinet.com

フルサイズカメラなんですから、ダイナミックレンジに注目されない方は何に注目されているんですかね。私がD750を購入したのもダイナミックレンジや暗所でのAF性能、ノイズ耐性によるところがほとんどです。D850は高画素ながら裏面照射センサーを使っているので、D810とD750と概ね同水準のダイナミックレンジを保つことができているというところが主な主張ですかね。時代の流れや大半のユーザへの薄利多売的なビジネスモデルとしてはやはり高画素への方針転換しかないんですかね。。せっかく裏面照射センサーを使って、光量を大幅に稼げるようになったんですからモンスター級のダイナミックレンジとノイズ耐性を誇る、超高性能AF機を作ってほしかった。D5も凌駕してしまうような。そんな意味で、D750の真の後継機という位置づけでD850を出してくれるならすぐに買います。D750は社内的にも世間的にもあまりにも評価されなさすぎだと思うのは私だけでしょうか。グリップの持ちやすさを最重視して、ミラーバウンサーを見送って1/8000シャッターはあきらめたり、スクラッチから回路設計したり、専用のAFモジュール開発したりと、近年の日本のメーカーにはない、センスの良いトップダウン型設計を見事にやってのけたすばらしい機種だと思うんですがねぇ。Nikonさん自己評価低いのかなぁ。。。。

ただし、今回の裏面照射センサーって、間違いなくSONY製のものだろうし、alphaとのカーニバルを避けるためには裏面照射の2400万画素くらいのセンサーを競合であるNikonに出すっていう選択肢がそもそもなかったのかもしれませんね。4500万画素、というNikonにとってはCanonに後れを取っている高画素モデルをCanonよりもダイナミックレンジやノイズ耐性や連射性能でアドバンテージを稼げつつ、SONYにとってはalpha 9の直接の競合は作らせないという双方の利害が一致した結果なのかもしれませんね。うーん、そういう意味では、私の望む機種は今後も出ないのかもしれませんね。


あとは記事のリンクは忘れてしまったのですが、D850で何をやりたいか考えてますか? みたいな記事でした。要するに、4500万画素の機材を手に入れて、あなたはそれをどう活かしますか? という話です。これに対して私は明確な答えがありません。確かに新型大三元標準ズームもあるし、ぴったりきまれば最高な画質で撮れるのだろうけど、そこまでしないといけない状況が見当たらないです。畳よりでかいようなポスター印刷もしないですし。そもそもあまりプリントもしない。4Kディスプレイで写真は見ますが、4Kくらいであれば24MPでも十分。というわけで、D850は結局キャンセルしました。もちろんキャンセル料は無料です。店員さんからも特に何のリテンションもありませんでした。あまり在庫来そうにないのかもしれませんね。

冬のボーナスにはせっかくなので何かカメラ関係でまた投資したいなと思うのですが、こんなわけでD850はキャンセルしてしまったし、D750のすばらしき後継機は出なさそうだし。とりあえず、最近なんとなく気になっているのは、
www.nikon-image.com
です。105mmでf1.4というところが大変そそります。f1.4の明るさでは世界初かつ世界で最も望遠ですね。これだけのためにマウント変更も厭わないという人すらみかけます。私もヨドバシの店内で、自分のD750で試し撮りさせてもらいましたが、なんというか、気持ちよく距離感が出るレンズです。開放からピント面の尋常でない解像感と、前後の丁寧なぼけ方に一目惚れです。色合いだけでなく、距離感のコントラストがとても抜けがよいですね。距離感が写ります。あの前玉もまた魅力的ですね。所有欲を満たしてくれる存在です。いつかほしいな。

It's not my lens yet, but soon it will be?
ヨドバシ店内で撮りました。下取りの案内が浮き出るように写りますね。前後のボケ方が好きです。Sigma Art 135mm f/1.8も非常に高性能ですが、こういうボケ方でないんですよね。レンズの「味」の部分の作りこみがまだ足りないと思います。

というわけで、Nikonさんの売り上げに貢献できず大変申し訳ない思いです。近々105mm f/1.4買いたいですが、それでも結構しますからね。24-70 f/2.8 ED VRみたいな、ないと困るようなレンズでもないので、もう少し背中を押してもらう必要がありそうです。

企業研究って難しいですね。。

就活における企業研究(というんでしたっけ?)ではなくて、企業における研究業務のことです。
もともと学生時代は自然科学を専攻していたため、研究のモチベーションは世の中の役に立つかどうかというよりも、自然はどうしてこのようにできているのかということがメインでした。もちろん予算をとるとか、業界以外の人に研究の意義を伝えなくてはならないときには無理やりにでも将来的に役に立ちそうだということもなくはないですが、基本的に役に立つかどうかは考えていない分野でした。

起業における研究は、当然営利企業にいるのですから役に立つことは当然ですし、もっというとカネにならなければ意味がないわけです。
で、やっぱり入社してから後悔したなーという話ではなくて、予想以上に、ほかの研究開発活動との関係性や上の人向けの「きらきらした」説明が求められて、なおかつ研究の中身はかなり捻じ曲げられるなと思いました。
特に、自分の場合は、エンド製品の要素技術に関する研究ではなくもっと上流での研究をしようとしているのでこのへんの苦労が大きいと思っています。はっきり言って、「世界平和を目指します」くらいの到底できそうにないことをやりますといわないと通してもらえないですね。まあ、通すだけならそういう大風呂敷を広げればよいのですが、その後ある日突然その大風呂敷の回収が求められる可能性があるので、あんまり回収不可能なことをいうわけにもいかず、というところがなかなか大変です。

もちろん、純粋な基礎研究であったとしても、論文の冒頭で、研究の目的と意義と先行研究や競合との違い・優位点を明確に主張しないといけないので、周囲との関係性の整理は必要ですね。ただし、このときに、社内であれば、関連するほかの活動を否定することは簡単ではないので、「棲み分け」として整理しないといけないところが難しいポイントだと思います。否定すると、ある日突然その人たちからどう思われるかわからないですからね。。しかも、その人たちだってかなりの大風呂敷広げてますからね。。

ひとまず、自分が最近起こした研究テーマについては、なかなかに大風呂敷を広げさせられたのでなんとか進めてもよいことになりましたが、はたして回収できるのか。。最近の悩みです。しかも若干ミスリードされた形で、どんどん進めよ、ということになってしまったので、これからが大変です。なんだか眠りが浅くなった気がします。。。

ただまあ、研究には多かれ少なかれお金も必要ですし、周囲の理解・サポートも必要ですから、ウソにならない範囲で目標はストレッチして、上の人にはスポンサーになってもらわないといけないな、ということは強く実感したし、いろいろと勉強にはなりました。

論文にできそうなネタは温めては来ているので、頑張れば(がんばれよ!)すぐに書けそうですが、はたして大風呂敷に対する回収になっているのか。まあ、回収はすぐには無理だとしても、それにつながるステップであるという言い方を工夫しないといけないですね。。

撮影7割、現像3割?

遅めの夏休みで旅行に行ってきてからもう2週間が経とうとしてますね。早い早い。
旅行についてはまた追ってゆっくりと書いていこうと思っています。
というのも、その写真の整理やらAfter Travel Checklist的な処理が追い付いていないからですね。。。

写真はいつもRAW+JPEGを基本として、ほとんどJPEG撮って出しということをしたことがなかったです。
今までいろいろな方々のカメラの運用方法などを読んでいる中で、たしかどこかで(いろいろなところで)「撮影7割、現像3割」のようなフレーズを見たことがあります。
要するに、昔のフィルムの現像でも今のデジタルの現像、というか画像処理、にしても「作品」をつくる工程のうち7割くらいが撮影に割かれていれば残りの3割くらいの現像工程で多少のリカバーは可能というような意味だったと記憶しています。
でも、いくらLightroomが便利でも結構現像めんどいなと思ってしまうほうです。渾身の一枚を、というよりは、ライトにFlickrに乗せたり、Google Photosで楽しんだりということが目的なので、それなりに撮ってきた写真全体を仕上げたいと思うのです。
ところが、ついつい後で編集できるからという甘えから、(たかが旅行のスナップメインではありますが)構図や露出が適当な写真を量産してしまい、挙句の果てにはその現像が面倒くさいと言っているわけです。


はい、私の理解が大変甘えたものであることにようやく気付きました(遅すぎ)。

「撮影7割、現像3割」は割合しか言っていないので、そもそも私の撮影にかける手間というか想いというかが足りてなさすぎるってだけなんですよね。だから、撮る段階でちゃんと考えて(狙いすぎると疲れるし、意外と面白みのない写真を量産するので注意が必要ですが)力を入れずに撮ればよいのです。それだけです。
今回の旅行では、身の程をわきまえてよせばよいのに今までカッコつけて使っていたマニュアル露出をやめて、絞り優先モードをを使ってカメラに露出をゆだねながらその分、切り取りたいシーンを能動的に考えるように動いてみ(たつもり)ました。その結果、プラシーボかもしれませんが、今までよりも自然な写真が、ほぼ適切な露出でとれているではないですか。夜間の飛行機撮影とか、長時間露光ではないのだから、最初からある程度カメラに任せればよかったんですね。
正直今まで絞り優先オートとか舐めてましたすいません。ある程度機械に任せつつ、しかもデジタルカメラは撮り直しが効くシーンであれば納得いくまでやり直せばよいのですから、できるだけ省力化して楽しまないと楽しくないですね。。。おかげで、最近ちょっと仕事の忙しさもあって若干億劫になっていた写真撮影がまた楽しめるようになってきましたよ。現像の手間も減りましたし。。。

初めて一眼を手にしたころに適当に撮った写真たちが、今見ると結構よい写真に見えるのもこんな理由なんでしょうね。なにもよくわかっていないからとりあえず動くことは動きそうなオートモードで、特に興味の赴くままに撮っているからですかね。だんだん何事も力が入ってきてしまいますが、思い切った脱力というのか省力というのか、大事ですね。。

CentOS 7 でソフトウェアRAID 1 構成にしたドライブをsambaでNASにしてみる

前の記事の続きです。

構築方法のメモですが、いろいろな情報のツギハギで、とりあえずやりたいことができているっぽいだけですので、ちゃんとmanを見ていくべきだとは思います。(と、いう人は多いのですが、実際「俺に聞く前にmanしろ」と言われても、ユーザの立場で構築する身としては、とりあえずできる方法を教えてくれよ、と言いたいですがね。。)

HDDのパーティション切り

SeaGateの4TBを2台ともそれぞれ1パーティション(全体)で切ります。今回はそれぞれ/dev/sdbと/dev/sdcとして認識されています。HDDは(今時の大容量モノは当然ですが)、AFT、つまり4K sectorものです。

# parted /dev/sdb
GNU Parted 3.1
/dev/sdb を使用
GNU Parted へようこそ! コマンド一覧を見るには 'help' と入力してください。
(parted) p
モデル: ATA ST4000DM004-2CV1 (scsi)
ディスク /dev/sdb: 4001GB
セクタサイズ (論理/物理): 512B/4096B
パーティションテーブル: loop
ディスクフラグ:

番号 開始 終了 サイズ ファイルシステム フラグ

(parted) mklabel gpt
警告: いま存在している /dev/sdb のディスクラベルは破壊され、このディスクの全データが失われます。続行しますか?
はい(Y)/Yes/いいえ(N)/No? y
(parted) mkpart
パーティションの名前? []? primary
ファイルシステムの種類? [ext2]? ext4
開始? 0%
終了? 100%
(parted) print
モデル: ATA ST4000DM004-2CV1 (scsi)
ディスク /dev/sdb: 4001GB
セクタサイズ (論理/物理): 512B/4096B
パーティションテーブル: gpt
ディスクフラグ:

番号 開始 終了 サイズ ファイルシステム 名前 フラグ
1 1049kB 4001GB 4001GB primary

(parted) align-check
アライメントタイプ(min/opt) [最適(optimal)]/optimal/最小(minimal)/minimal? opt
パーティション番号? 1
1 アライメント済

これでよさそうですね。/dev/sdcも同様にします。AFT対応するためにpartedの単位をセクタにして、手動で開始セクタと終了セクタを設定する方法も試してみたのですが、エラーが出てうまくいかなかったので調べてみたところ、上記のように、セクタ単位指定せずにデフォルトのまま%で指定すると空気を読んでくれるようです。思っていたよりpartedが時代の流れに追随してくれていた、ということでしょうか。

RAID

mdadmで/dev/sdb1と/dev/sdc1を/dev/md0としてRAID 1化します。

# mdadm --create /dev/md0 --level=raid1 --raid-devices=2 /dev/sdb1 /dev/sdc1

7時間くらいかかりました。状況は随時

#cat /proc/mdstat

#mdadm --detail /dev/md0

でわかります。睡眠時間が活用できるとよさそう。

mdadm完了後、フォーマットします。とくにこだわりがないので今回はxfsで。

#mkfs.xfs -f /dev/md0

あとは/etc/fstabに設定しておきます。

Samba設定

ここで意外とハマりました。というのもすべてSELinuxとFWがいけないんですが。オフにしてしまえばよいですが、オンのままでやるにはどうすればよいのかも知りたかったのです。
まず、普通にSamba設定してマウントして、LAN内のWindows 10からNASとして場所は見えているのですが、アクセスできない事象が発生します。
そこで、下記のサイト様の情報が参考になりました。
www.hiroom2.com

FWのポート設定
# firewall-cmd --add-service=samba --permanent
# firewall-cmd --reload
SELinux設定
# samba_export_all_ro on
# samba_export_all_rw on

これでうまくいきました。