気になって仕方がない

趣味など、日々雑感メインの予定(脳へのコスト削減を重視しているので、推敲は甘めです。気にせず読んでいただけると大変うれしいです。)

企業研究って難しいですね。。

就活における企業研究(というんでしたっけ?)ではなくて、企業における研究業務のことです。
もともと学生時代は自然科学を専攻していたため、研究のモチベーションは世の中の役に立つかどうかというよりも、自然はどうしてこのようにできているのかということがメインでした。もちろん予算をとるとか、業界以外の人に研究の意義を伝えなくてはならないときには無理やりにでも将来的に役に立ちそうだということもなくはないですが、基本的に役に立つかどうかは考えていない分野でした。

起業における研究は、当然営利企業にいるのですから役に立つことは当然ですし、もっというとカネにならなければ意味がないわけです。
で、やっぱり入社してから後悔したなーという話ではなくて、予想以上に、ほかの研究開発活動との関係性や上の人向けの「きらきらした」説明が求められて、なおかつ研究の中身はかなり捻じ曲げられるなと思いました。
特に、自分の場合は、エンド製品の要素技術に関する研究ではなくもっと上流での研究をしようとしているのでこのへんの苦労が大きいと思っています。はっきり言って、「世界平和を目指します」くらいの到底できそうにないことをやりますといわないと通してもらえないですね。まあ、通すだけならそういう大風呂敷を広げればよいのですが、その後ある日突然その大風呂敷の回収が求められる可能性があるので、あんまり回収不可能なことをいうわけにもいかず、というところがなかなか大変です。

もちろん、純粋な基礎研究であったとしても、論文の冒頭で、研究の目的と意義と先行研究や競合との違い・優位点を明確に主張しないといけないので、周囲との関係性の整理は必要ですね。ただし、このときに、社内であれば、関連するほかの活動を否定することは簡単ではないので、「棲み分け」として整理しないといけないところが難しいポイントだと思います。否定すると、ある日突然その人たちからどう思われるかわからないですからね。。しかも、その人たちだってかなりの大風呂敷広げてますからね。。

ひとまず、自分が最近起こした研究テーマについては、なかなかに大風呂敷を広げさせられたのでなんとか進めてもよいことになりましたが、はたして回収できるのか。。最近の悩みです。しかも若干ミスリードされた形で、どんどん進めよ、ということになってしまったので、これからが大変です。なんだか眠りが浅くなった気がします。。。

ただまあ、研究には多かれ少なかれお金も必要ですし、周囲の理解・サポートも必要ですから、ウソにならない範囲で目標はストレッチして、上の人にはスポンサーになってもらわないといけないな、ということは強く実感したし、いろいろと勉強にはなりました。

論文にできそうなネタは温めては来ているので、頑張れば(がんばれよ!)すぐに書けそうですが、はたして大風呂敷に対する回収になっているのか。まあ、回収はすぐには無理だとしても、それにつながるステップであるという言い方を工夫しないといけないですね。。