気になって仕方がない

趣味など、日々雑感メインの予定(脳へのコスト削減を重視しているので、推敲は甘めです。気にせず読んでいただけると大変うれしいです。)

Nikon D850に期待して焦って注文したけどキャンセルした話

Nikon D850が発売されてから早一カ月ですね。やはり4500万画素という点が非常にキャッチーだったせいか、発表日中に予約しないとしばらく入手できない状態が続いているようですね。私もそんな一人でした。でした、というところが今回のお話です。

「その刹那に、かつてない精彩を」というのは非常によくできたコピーだと思います。よくできた、というのは、見方が斜め上なのかもしれませんが、「高画質」と言っていない点です。「精彩」というのは情報量が多いということをうまいこと言って、画質については言いすぎないようにしているのだなと感心しました。こう思った人も少なくないはずだと思いますが、私はまだ見かけたことがありません。

まあ、裏面照射センサーをとうとうフルサイズ一眼レフ機に業界初めて積んできたわけですし、私も発表段階から興味はありましたが、今のD750にこれといって不満がない点と、価格が高い(性能の割には確かに安いとは思いますが)点から、発表同時に予約、とは思いませんでした。
それでも、いろいろな方々のブログやレビューを見ていると、高画素機でないと撮れないだろうなと思わされる作例に出会うこともありました。それ以上に、裏面照射センサーを採用している点が個人的には最も魅力に感じていて、なんとしても使ってみたいという気持ちになって、2回ヨドバシに赴き「キャンセル無料なのでとりあえず受注だけしていかれませんか?」という甘い一言に注文して帰りました。

当然(?)すぐに納品されるわけはないので、その期間中に様々なところでD850を実際に手にされてみた方のレビュー等が増えてきましたのでGoogle検索で出てくるページはあらかた読ませていただきました。
特に私が重視しているのは個人の感想的な内容ではなく、定量的な分析や購入のモチベーションです。新しいからとりあえず買ってみたという方は多いのですが、あまり裏面照射だからとかダイナミックレンジが広くなったからとかそういうページがあまりないのです。どちらかというと海外勢のページにはそういった情報がありました。

まず、とても有益な情報をまとめてくださったサイトはこちらです。
www.dmaniax.comasobinet.com

フルサイズカメラなんですから、ダイナミックレンジに注目されない方は何に注目されているんですかね。私がD750を購入したのもダイナミックレンジや暗所でのAF性能、ノイズ耐性によるところがほとんどです。D850は高画素ながら裏面照射センサーを使っているので、D810とD750と概ね同水準のダイナミックレンジを保つことができているというところが主な主張ですかね。時代の流れや大半のユーザへの薄利多売的なビジネスモデルとしてはやはり高画素への方針転換しかないんですかね。。せっかく裏面照射センサーを使って、光量を大幅に稼げるようになったんですからモンスター級のダイナミックレンジとノイズ耐性を誇る、超高性能AF機を作ってほしかった。D5も凌駕してしまうような。そんな意味で、D750の真の後継機という位置づけでD850を出してくれるならすぐに買います。D750は社内的にも世間的にもあまりにも評価されなさすぎだと思うのは私だけでしょうか。グリップの持ちやすさを最重視して、ミラーバウンサーを見送って1/8000シャッターはあきらめたり、スクラッチから回路設計したり、専用のAFモジュール開発したりと、近年の日本のメーカーにはない、センスの良いトップダウン型設計を見事にやってのけたすばらしい機種だと思うんですがねぇ。Nikonさん自己評価低いのかなぁ。。。。

ただし、今回の裏面照射センサーって、間違いなくSONY製のものだろうし、alphaとのカーニバルを避けるためには裏面照射の2400万画素くらいのセンサーを競合であるNikonに出すっていう選択肢がそもそもなかったのかもしれませんね。4500万画素、というNikonにとってはCanonに後れを取っている高画素モデルをCanonよりもダイナミックレンジやノイズ耐性や連射性能でアドバンテージを稼げつつ、SONYにとってはalpha 9の直接の競合は作らせないという双方の利害が一致した結果なのかもしれませんね。うーん、そういう意味では、私の望む機種は今後も出ないのかもしれませんね。


あとは記事のリンクは忘れてしまったのですが、D850で何をやりたいか考えてますか? みたいな記事でした。要するに、4500万画素の機材を手に入れて、あなたはそれをどう活かしますか? という話です。これに対して私は明確な答えがありません。確かに新型大三元標準ズームもあるし、ぴったりきまれば最高な画質で撮れるのだろうけど、そこまでしないといけない状況が見当たらないです。畳よりでかいようなポスター印刷もしないですし。そもそもあまりプリントもしない。4Kディスプレイで写真は見ますが、4Kくらいであれば24MPでも十分。というわけで、D850は結局キャンセルしました。もちろんキャンセル料は無料です。店員さんからも特に何のリテンションもありませんでした。あまり在庫来そうにないのかもしれませんね。

冬のボーナスにはせっかくなので何かカメラ関係でまた投資したいなと思うのですが、こんなわけでD850はキャンセルしてしまったし、D750のすばらしき後継機は出なさそうだし。とりあえず、最近なんとなく気になっているのは、
www.nikon-image.com
です。105mmでf1.4というところが大変そそります。f1.4の明るさでは世界初かつ世界で最も望遠ですね。これだけのためにマウント変更も厭わないという人すらみかけます。私もヨドバシの店内で、自分のD750で試し撮りさせてもらいましたが、なんというか、気持ちよく距離感が出るレンズです。開放からピント面の尋常でない解像感と、前後の丁寧なぼけ方に一目惚れです。色合いだけでなく、距離感のコントラストがとても抜けがよいですね。距離感が写ります。あの前玉もまた魅力的ですね。所有欲を満たしてくれる存在です。いつかほしいな。

It's not my lens yet, but soon it will be?
ヨドバシ店内で撮りました。下取りの案内が浮き出るように写りますね。前後のボケ方が好きです。Sigma Art 135mm f/1.8も非常に高性能ですが、こういうボケ方でないんですよね。レンズの「味」の部分の作りこみがまだ足りないと思います。

というわけで、Nikonさんの売り上げに貢献できず大変申し訳ない思いです。近々105mm f/1.4買いたいですが、それでも結構しますからね。24-70 f/2.8 ED VRみたいな、ないと困るようなレンズでもないので、もう少し背中を押してもらう必要がありそうです。